F1イタリアGP初日のフリー走行で、角田裕毅がFP1の12番手からFP2で10番手へ順位を上げた。
FP2のベストタイムは1分23秒455。9番手のマックス・フェルスタッペンとの差はわずか0秒078だった。
さらに、レッドブルから出走したリアム・ローソンは12番手。角田はFP2でローソンを上回る結果を残した。
FP1では自身のミスもあったと明かした角田だが、FP2については「かなりうまくいった」と手応えを口にしている。イタリアGP初日に見えた角田の走りを振り返る。
角田裕毅はFP1の12番手からFP2で10番手へ
角田はイタリアGP最初のセッションとなったFP1を12番手で終えた。
その後のFP2では1分23秒455を記録し、10番手まで順位を上げた。
注目したいのが、周囲のドライバーとのタイム差だ。
9番手だったフェルスタッペンとの差は0秒078。順位では一つ下だったものの、タイムでは0.1秒以内に迫った。
また、レッドブルから出走したローソンは12番手となり、角田が上回っている。
フリー走行の結果がそのまま予選や決勝の勢力図になるわけではないが、FP2で角田がどの位置につけたのかを見るうえで興味深い結果となった。
角田裕毅がFP1で明かした「ちょっと散漫だった」ミス
角田自身はFP1について、すべてが順調だったわけではないことを明かしている。
本人は「ちょっと散漫だった」と振り返り、SM(ストレートモード)ボタンを押し忘れた場面があったと説明した。
今季は検知ポイントや作動ポイントが増えており、ドライバーには昨季までとは異なる操作への対応も求められている。
モンツァは長いストレートを持つ高速コースだけに、こうした操作やエネルギーの使い方も重要になる。
角田にとってFP1は、単純にタイムを出すだけではなく、新しいシステムへの対応を確認するセッションにもなった。
FP2では「かなりうまくいった」と手応え
FP1で課題を残した角田だったが、FP2を終えた後には手応えを口にした。
角田はFP2について「かなりうまくいった」と振り返り、現時点での走りに満足感を示している。
結果にも変化が表れた。
FP1の12番手からFP2では10番手へ上昇。フェルスタッペンとの差を0秒078とし、ローソンより上の順位でセッションを終えた。
FP1で感じた課題を抱えたまま終わるのではなく、同じ日のFP2でタイムをまとめられたことは、予選へ向けたプラス材料となる。
レーシングブルズのリンドブラッドは7番手
FP2では、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドが1分23秒349を記録して7番手に入った。
角田の1分23秒455との差は0秒106。チーム内でも非常に小さなタイム差となった。
角田は10番手、リンドブラッドは7番手と順位では3つ離れたが、タイム差は約0.1秒だった。
さらに角田の前には9番手のフェルスタッペン、後ろには12番手のローソンが位置した。
わずかなタイム差によって複数のドライバーの順位が入れ替わる状況となり、角田にとっては予選での一周をどこまでまとめられるかが重要になってくる。
変則的な体制で迎えたイタリアGP
今回のイタリアGPでは、アイザック・ハジャーの負傷欠場に伴い、通常とは異なるドライバー体制となった。
ローソンがレッドブルから出走し、角田はレーシングブルズのマシンをドライブしている。
角田は前戦オランダGPでもレーシングブルズから参戦し、11位でレースを終えていた。
そしてイタリアGP初日はFP1で12番手、FP2で10番手。異なる条件の中でも走行を重ね、モンツァでの初日をトップ10で終えた。
特にFP2でフェルスタッペンと0秒078差まで迫り、ローソンを上回ったことは、予選へ向けて注目したいポイントになる。
予選で角田裕毅はどこまで上がれるか
フリー走行で重要なのは、順位そのものだけではない。マシンのセットアップを進め、予選と決勝へ向けて準備を整える時間でもある。
角田はFP1で操作面のミスを認めながら、FP2では「かなりうまくいった」とコメントした。
そしてタイムでもトップ10に入り、フェルスタッペンとの差は0秒078だった。
次の焦点は予選だ。タイム差が小さいだけに、一周をうまくまとめられるかによってグリッド順位が大きく変わる可能性がある。
FP2で見せた走りを予選でも発揮できるか、角田のアタックに注目が集まる。
まとめ
角田裕毅はF1イタリアGP初日のFP1を12番手、FP2を10番手で終えた。
FP2では1分23秒455を記録し、9番手フェルスタッペンとの差はわずか0秒078。レッドブルから出走したローソンの12番手を上回った。
FP1ではSMボタンの操作について自身のミスを明かしたものの、FP2については「かなりうまくいった」と手応えを語っている。
FP1からFP2で順位を上げ、トップ10で初日を終えた角田。次は予選でどこまでタイムを伸ばし、上位グリッドへ食い込めるかが注目される。


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