本田圭佑が、スポーツアパレルの新ブランド「mgh」を立ち上げた狙いについて語った。
日本テレビ系「news zero.」へのVTR出演で本田が説明したのは、単にスポーツウェアを販売するという構想ではない。日常着とスポーツブランドの間にあると本田自身が考える価格帯に、新たな可能性を見いだしたという。
本田はこの市場を、現役時代に自身がプレーしてきたサッカーの「MF(ミッドフィルダー)」にも例えた。サッカー選手らしい独特の表現で語った、新ブランドの狙いを見ていこう。
本田圭佑が「mgh」で狙うアスレジャー市場
本田は「mgh」について、スポーツそのものというより「アスレジャー」の領域を狙ったブランドだと説明している。
アスレジャーとは、運動を意味する「アスレチック」と余暇を意味する「レジャー」を組み合わせた考え方。スポーツウェアを運動時だけでなく、日常生活にも取り入れるスタイルを指す。
本田が注目したのは、一般的な日常着と本格的なスポーツブランドとの間だ。
本人は日常で使うライフスタイル衣料の例としてユニクロを挙げる一方、スポーツブランドとしてナイキ、アディダス、アシックスなどを挙げ、「ここの間(の価格帯)が凄く空いている」と語った。
つまり本田は、既存ブランドと真正面から同じ市場を奪い合うのではなく、その間にあると考えた領域に「mgh」を位置づけようとしている。
「僕のポジション」本田圭佑がMFに例えた理由
本田らしさが表れたのが、ブランドの立ち位置をサッカーに例えて説明した場面だ。
聞き手の藤井貴彦から、後発ブランドとして勝算があるのかを問われた本田は「あると思います」と回答した。
そして、日常着とスポーツブランドの間にある価格帯について「僕のポジションですよね」と表現している。
さらに本田は、「MFのところに、まだすき間があったと。DFのところも固いし、FWもいっぱいおるし。中盤いけるな、みたいな」と説明した。
DFやFWにすでに多くの選手がいるなら、まだスペースのある中盤を狙う。その考え方をアパレル市場に置き換え、「mgh」が入る余地を見つけたというわけだ。
サッカーで長くMFとしてプレーしてきた本田ならではの、非常に分かりやすい事業戦略の説明となっている。
後発ブランドでも「勝算はある」
スポーツアパレル市場には、すでに世界的なブランドが数多く存在する。それでも本田が「勝算はある」と考える理由は、既存ブランドと同じ場所で競争しようとしていない点にある。
本田が見ているのは、日常生活で使う衣料と、本格的なスポーツブランドとの間だ。
「mgh」をアスレジャーのブランドとして展開し、この中間領域を狙う。それが今回の発言から分かるブランドの基本戦略となる。
特に興味深いのは、有名サッカー選手としての知名度だけをブランドの強みに挙げるのではなく、自ら市場の「空いている場所」を探したと説明していることだ。
本田圭佑は「世界一」を目指す
本田は「mgh」を国内だけで終わらせる考えではない。
ブランドについて「グローバルでやりたい」という意向を示し、さらに「やるなら世界一を目指したい」と語っている。
現役時代には日本だけでなく海外のクラブでもプレーしてきた本田だけに、新たな事業でも最初から世界を視野に入れていることがうかがえる。
日常着とスポーツブランドの間を狙うという発想が、今後どのような商品やブランド展開につながっていくのかが注目される。
サッカーの「中盤」をビジネスでも狙った本田圭佑
今回の本田の発言で特に印象的なのは、自身のサッカー経験と新ブランドの戦略を結びつけて説明したことだ。
すでに多くのブランドが存在する市場に後から参入する場合、既存ブランドと同じ場所で競争する方法だけではない。
本田は日常着とスポーツブランドの間にまだ余地があると考え、そこをサッカーの「中盤」に例えた。
「mgh」が実際にそのポジションを確立できるかどうかは、今後の商品展開や消費者からの支持によって決まっていく。ただ、なぜ本田が新たにアパレルブランドへ挑戦したのか、その狙いは今回の発言から明確になった。
まとめ
本田圭佑が立ち上げた「mgh」は、日常着とスポーツブランドの間を狙うアスレジャーのブランドとして構想されている。
本田はその市場をサッカーに例え、「MFのところに、まだすき間があった」と説明。後発ブランドながら「勝算はある」と自信を見せた。
さらに「グローバルでやりたい」「やるなら世界一を目指したい」と語っており、目標は国内市場だけではない。
サッカーで中盤を主戦場としてきた本田が、ビジネスでも見つけた「中盤のスペース」。新ブランド「mgh」がそこからどこまで広がっていくのか、今後の展開が注目される。


コメント