日本サッカー協会(JFA)は、日本代表が11月13日から17日までシンガポールで開催される「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」に参加すると発表した。
大会にはブラジル代表も参加し、日本代表とは11月14日に対戦する予定だ。
世界的な強豪ブラジルとの一戦だけに注目が集まりそうだが、今回の対戦にはもう一つ興味深いポイントがある。ブラジル代表の対戦相手をめぐり、現地ファンから「より高いレベルの相手と戦うべきではないか」という声が出ていることだ。
一方で、国際Aマッチ期間には各大陸で公式大会が開催されており、ブラジル側が自由に対戦相手を選べるわけではない。日本戦を単なる親善試合として見るだけでなく、ブラジル代表の強化日程という視点から整理してみる。
日本代表とブラジル代表が11月14日に対戦
日本代表とブラジル代表の試合は、シンガポールで開催される「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」の一戦として11月14日に予定されている。
ブラジル代表は大会期間中、日本だけでなくシンガポール代表とも対戦する予定となっている。
日本にとって世界トップクラスの実力を持つブラジルとの試合は、現在地を測る貴重な機会になる。一方のブラジルにとっても、アジア勢との対戦を強化にどう生かすかが注目される。
ブラジルでは対戦相手をめぐって議論も
ブラジル代表の近年の対戦相手については、現地のサッカーファンからさまざまな意見が出ている。
ブラジルサッカー連盟(CBF)が日本戦を発表した後、SNSでは欧州の強豪国との試合を増やしてほしいという趣旨の声や、代表チームの現在地を測るために、より厳しい相手との対戦を求める意見が紹介された。
もちろん、こうした投稿だけでブラジルのファン全体の考えを代表しているとは言えない。ただ、日本戦の決定をきっかけとして、ブラジル代表のマッチメイクそのものが話題になっていることは興味深い。
ブラジルが欧州の強豪と対戦しにくい事情
ここで重要なのが、代表チームの対戦相手は単純に強さだけで選べるわけではないという点だ。
国際Aマッチ期間には、欧州や北中米など各地域で代表チームによる公式大会が組まれる。そのため、ブラジルが親善試合を組もうとしても、希望する代表チームの日程が空いているとは限らない。
つまり「欧州の強豪と戦えばいい」というほど単純ではなく、各大陸の大会日程を踏まえながら対戦可能な相手を探す必要がある。
そうした状況を考えると、日本をはじめとするアジア勢との対戦には、ブラジル側にも現実的な理由があると考えられる。
日本戦だけでなくブラジルの強化日程全体がポイント
今回の日本戦を評価する際には、11月14日の一試合だけを見るのではなく、ブラジル代表が前後にどのような対戦相手を選んでいるかにも注目したい。
日本戦後にはシンガポール代表との試合も予定されているため、今回の遠征は複数試合をまとめた強化日程の一部という位置づけになる。
代表チームの強化では、強豪国との対戦だけが意味を持つわけではない。異なるスタイルを持つチームと戦い、限られた代表活動期間の中でさまざまな状況を経験することも重要になる。
日本がブラジルに対してどのような戦い方を見せるのかと同時に、ブラジルがアジア勢との試合をどのように位置づけているのかも、この一戦を見るポイントになりそうだ。
日本代表にとっても現在地を測る重要な一戦
日本代表にとって、ブラジルとの対戦は世界トップレベルとの差を確認できる機会になる。
通常の試合では通用している守備や攻撃がブラジル相手にも機能するのか。個人技やスピードへの対応だけでなく、ボールを持てない時間帯にどのように試合をコントロールするのかも注目される。
一方で、ブラジル側も日本との試合を簡単なものと考えることはできない。日本代表が国際舞台で経験を積み重ねている中、ブラジルがどのようなメンバーと戦い方で臨むのかによって、試合の意味も変わってくる。
まとめ
日本代表とブラジル代表は11月14日、シンガポールで開催される大会で対戦する予定だ。
注目したいのは試合結果だけではない。ブラジルでは代表チームの対戦相手をめぐる議論があり、その一方で各大陸の大会日程によって親善試合を組める相手が限られるという事情もある。
そのため今回の日本戦は、「ブラジルがなぜ日本と戦うのか」という強化日程の視点から見ても興味深いカードになる。
日本にとっては世界トップクラスを相手に現在地を測る機会となる。11月14日の一戦で、日本がブラジルにどこまで通用するのか注目したい。


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