ソフトバンク、9回2点リード守れず延長サヨナラ負け ロッテ山本大斗が同点打

スポーツ

ソフトバンクが、終盤に手にしていたリードを生かせなかった。8月26日にZOZOマリンで行われたパ・リーグのロッテ戦で、ソフトバンクは延長10回の末に5―6でサヨナラ負け。9回2死から同点に追いつかれ、延長戦で勝負を落とした。

一方で、優勝争いに関わる動きもあった。2位の西武が日本ハムに敗れたため、ソフトバンクの優勝マジックは「22」となった。敗戦そのものは痛いものの、リーグ全体の結果によって優勝への数字は動いている。

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ソフトバンクは初回に5得点も、2回以降は無得点

この試合で目を引くのは、ソフトバンクの攻撃が序盤とそれ以降で大きく分かれたことだ。ソフトバンクは初回に5点を奪った。しかも、初回の5得点は2試合連続となった。

ただし、2回以降は得点が生まれなかった。試合を優位に進める材料を序盤に作った一方、その後に追加点を奪えなかったことで、終盤に相手の反撃を受けた際、リードを広げて逃げ切る展開には持ち込めなかった。

5得点を挙げた初回と、無得点が続いた中盤以降。この得点の流れは、今回のサヨナラ負けを整理するうえで重要なポイントになる。試合の立ち上がりに成功しただけでなく、リード後の攻撃をどう継続するかが、今後の注目材料になりそうだ。

9回2死二、三塁、山本大斗が試合を振り出しに戻す

ソフトバンクは2点リードで9回を迎えた。しかし、2死二、三塁の場面で、ロッテの代打・山本大斗が同点の2点適時打を放った。

2死までこぎ着けながら、あと一つのアウトを取る前に試合を振り出しへ戻された形だ。代打で起用された山本が、終盤の限られた機会で得点につながる一打を記録したことが、ロッテにとって大きな転機となった。

ソフトバンク側では、守護神として位置づけられている杉山一樹がこの場面を担った。杉山は8月22日の試合前練習中に右足を痛め、その後は2日連続でベンチ入りを外れていたが、8月24日から再びブルペンで待機していた。

ただ、右足の負傷が今回の同点打に影響したかどうかは、記事に掲載された情報からは分からない。確認できるのは、負傷後の杉山が再びベンチ入りし、9回の重要な場面で登板したことまでだ。状態と今後の起用については、チームからの発表や次戦での登板状況が焦点になる。

延長10回、ロッテがサヨナラで試合を決着

9回に同点となった試合は延長戦へ入った。10回にはロッテの鈴木豪がサヨナラ打を放ち、ロッテが6―5で勝利。ソフトバンクは初回の5得点を勝利に結びつけられなかった。

終盤の同点打と延長でのサヨナラ打。ロッテは、追い込まれた状況から試合をつなぎ、最後に勝ち切った。一方のソフトバンクにとっては、序盤に作ったリードを守るだけでなく、試合後半に追加点を重ねることの重要性が表れた一戦だったとみることができる。

敗戦の一方、優勝マジックは22に

ソフトバンクはこの試合を落としたものの、西武が日本ハムに敗れたことで優勝マジックは22となった。優勝マジックは、自チームの勝敗だけでなく、優勝を争うチームの結果によっても変動する数字だ。

そのため、今回の結果は「試合ではサヨナラ負け」「優勝争いの数字ではマジック22」という二つの側面を持つ。1試合の内容を見れば、9回の同点打から延長サヨナラまでの終盤が課題として残った。一方、リーグ全体の結果によって、優勝に向けた状況は別の動きを見せている。

今後は杉山の状態と攻撃の継続性に注目

今後のポイントは二つある。ひとつは、右足を痛めた杉山の状態と起用だ。負傷後にブルペン待機へ戻っているだけに、次の登板機会でどのような扱いになるのかが注目される。

もうひとつは、初回に大量得点した後の攻撃である。2試合続けて初回に5点を奪えていることは、序盤の得点力を示す材料になる。その一方で、この試合では2回以降に得点がなかった。リードを得た後に追加点を奪えるかどうかは、終盤の救援陣にかかる負担や試合展開にも関わる重要なテーマになりそうだ。

まとめ

ソフトバンクはロッテに延長10回、5―6でサヨナラ負けを喫した。初回に5点を奪ったものの、2回以降は無得点。9回2死二、三塁では、代打・山本大斗の2点適時打で同点とされ、延長10回にサヨナラ打を浴びた。

杉山一樹の右足の状態と、ソフトバンクが序盤の得点力を試合後半にもつなげられるかが、次戦以降の注目点となる。敗戦の一方で、優勝マジックは22となった。

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